WS-06 大問二

 昨日は補講+授業でしたね。軽食は娘がコンビニで買うということだったので500円玉を渡し、条件として一品以上は軽食になるものを買うこと、おつりはお小遣いにして良いというルールを設定しました。
 結果、「明太子のおにぎりを買った」とのこと。うーん、150円しないんじゃないか?残額は鬼滅の刃の新刊に充てるそうです。まあ、裁量の範囲内とします(笑)

 さて、久しぶりに授業が再開され土特がありました。お休みの子は殆どいなかったそうで、皆不安を抱えながらも受験勉強をするんだな、と思う次第です。結局は休講によって娘の勉強習慣は崩れてしまったので、正直再開はありがたいです。ただコロナは怖い…我が家のマスクの在庫もそろそろ切れるので、普通に手に入るようになると良いなと思います。最悪、自作かな…

 今週末には土特05番の補講がありますが、大問三を解いておけという指示…うーん、難しいですよね、これ…記述しかないし…娘はまだ問題も見ていません…

 気を取り直して大問二の解説です。この問題の記述でも苦戦してるのに…
上野哲也「ニライカナイの空で」からの出題ですね。開智、国府台女子、昭和女子大学附属、東海大浦安、東京学芸大学附属国際、東京女学館、日大中、法政大学中、立教新座などで出てます。
 全体としては記述の型を学んでくれればといった問題ですね。


ニライカナイの空で (講談社文庫)


ニライカナイの空で (講談社文庫) [ 上野 哲也 ]

問一 「何に対しての、どのような気持ち」の型で答えるべきです。線部と共に直後の形式段落を読むとL14「大木さんは僕らのヨットを一目見るなり~」とあるので、Aに当たるのは「僕らのヨット」ですね。ただし「僕ら」は説明不足なので「竹雄と新一」に言い換えましょう。
 「素っ頓狂な声」、「茫然とした眼差し」、「その場に立ち尽くして」といった表現から「驚く」気持ちが読み取れます。本文中の「茫然」をそのまま使っても良いでしょう。L17に「感心」という気持ちの言葉もあるのでこちらも入れます。またここでの「驚き」、「感心」はプラスの評価になっているので「竹雄と新一の作ったヨット」にプラス属性を足します。L19に「見事」という表現があるので、これを使うか「すばらしい」などに言い換えても良いでしょう。
 あくまでも大木さんの視点で答えることに注意します。つまり記述中に「ぼく」や「竹ちゃん」を使わないということ。62A-05解法メソッド「主体に注目」の復習になっているのかな?
<「何に対して」の説明>
 僕らのヨット①
<「僕ら」の言い換え>
 竹雄と新一②
<ヨットに対するプラス評価>
 見事/素晴らしい/できが良い①
<大木さんの気持ち>
 驚き/茫然/呆然①
 感心①

問二 「本物のプロ」と呼ばれているのは大木さんなので、大木さんの「技術の高さが最も具体的にあらわれている段落」を探します。技術の高さが示されるのは大木さんが作業をした後なのでL32から読み進めL52「~大木さんは短時間のうちに、見事な仕事をやってのけた。」を見つけられれば、これを含むL49からの形式段落が答えだと分かります。

問三 線部をのばすと大木さんはL19~21とL23~25のセリフを「しみじみと言」ったと分かるので、ここが解答根拠です。全体にプラス評価なので消去法でも削れます。

問四 線部を含む形式段落を読んで、二人の性格の違いを説明します。それぞれの性格が分かる理由を付け加えましょう。考え方は「気持ち+理由」の心情記述を変形した「性格+理由」を二つ並べるだけです。対比なので片方のみの説明ではダメです。
<新一の性格>
 感動しやすい/感受性豊か/子供っぽい②
<理由>
 人の言葉に心を動かされやすい/大木さんに誉められるとすぐ嬉しくなってしまう①
<竹雄の性格>
 冷静/落ち着いている/大人っぽい②
<理由>
 人の評価に動じない/大木さんに誉められても気にしない①

問五 指示内容記述。人物名で問われているので「ぼく」や「竹ちゃん」は不可。野上竹雄はフルネームが分かりますが、新一は分かりません。

問六 線部を伸ばすと「僕は大木さんのさりげない優しさに【胸】を打たれた。」となり、「【胸】を打たれた」理由については直後に書いてあります。「最初から僕らを手伝ってやるつもりで道具箱を持ってきていたのだろう。」とあり、これを「~ところ」に繋がるように抜き出せば良いでしょう。解答が線部に近いので易問と言えます。

問七 大木さんはヨットを直す技術を高く評価しています。またL92の「目がいい。」というセリフから竹雄の目が生き生きとしているところも買っています。消去法であれば、この場面の会話を通して大木さんは竹雄をプラス評価しているのでウ、エは不適。「海賊になること」や「ヨットで世界の海を放浪してまわること」は「船の天才」には繋がらないのでアも不適といった解き方になります。

問八 設問文に「『僕』の気持ちをふまえて」とあるので気持ちの言葉必須です。ただ設問指示がなくても物語文の理由記述は気持ちの言葉に配点されるので、「書く」と思っておけば良いでしょう。字数が150字あることからかなり詳しく説明する必要がありますが、L77~95までの内容をまとめるだけです。文が長くなるとコントロール(主述の対応・修飾関係)が難しくなるので文を切りましょう。
<始めの気持ち/背景>
 「僕」は大木さんに憧れていた②
<きっかけ>
 評価されたのは竹雄だけだった/大木さんに認められたのは竹雄だけだった②
<変化後の気持ち>
 落胆/がっかりする②
 大木さんのようになりたいという希望を諦めた②
 竹雄が羨ましい②

問九 語彙。「鼻っ柱の強い」:「鼻柱」の音便変化です。「鼻柱」は「人と張り合って負けまいとする意気。向こう意気。負けん気。」

問十 語彙。「身体の一部」を入れることに注意。
【鼻】高々=いかにも得意げであるさま。誇らしげなさま。
【胸】を打たれた=感動した。感嘆させられた。

問十一 漢字なので省略。

 娘の通う校舎ではマスク必須(していない場合は校舎で自作するらしい)、補講と平常授業の間で換気・清掃・消毒をするそうです。交換採点、得点記入表も一時的に停止され、娘は「張り合いがない」と言っていますが、状況を考えれば妥当かなと思います。早く収束することを祈ります。

土特
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娘がSAPIXに通い出したので、プロ家庭教師のお父さんが国語の勉強法を考えるブログ

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