62A-15 解法メソッド

 今週から通常通りの授業が再開しますが、娘は耐えられるでしょうか…しばらく4~5時間連続で勉強する環境から離れているので居眠りなどしないか心配です。
 来週はマンスリーテストですし、この結果で夏期講習のコースが決まる訳です。週3の通塾ではなく、週5くらいありますからね、夏期講習。ただ体力的についていけるか心配です…夏休み二週間程ですからねえ…

 とりあえず目の前の課題をこなしましょう。今週は異文化理解ですね。頻出テーマです。特に日本と外国の対比が多いですかね。読みやすいですし。解法メソッドの角田光代「世界中で迷子になって」は巣鴨の過去問ですね。でも問題は変わっているかな。説明記述があったはずだし。
 同作者の「世界は終わりそうにない」は海城で使われていますし、「さがしもの」が広尾、獨協埼玉で出ています。春期講習で扱った「キッドナップ・ツアー(渋渋、渋幕、普連土等で出題)」の作者でもあります。


世界中で迷子になって

問一 キーワードは「三〇歳」。加えて「ヨーロッパ」の「旅」に関する内容を探します。解答根拠が離れているので注意。P4L18に「三〇代になって、アジア中心の貧乏旅行にちょっと飽き、そこまで節約しなともいいだけの余裕もでき、旅といえばヨーロッパを目指すようになった。」とあります。これを言い換えた選択肢を選びましょう。

問二 線部②に関する問題。
 (1) 対比記述。違いの説明。主語が「アジア」、「ヨーロッパ」ではなく「アジアの旅」、「ヨーロッパの旅」であることに注意。模範解答が否定文を用いており、少し疑問です。まあ、娘はそのレベルに達していないでどうでも良いですが(笑)

主語アジアの旅①ヨーロッパの旅①
旅の目的不要
/なくても良い
/重要ではない③
必要
/ないと困る③
旅の姿勢受け身(=受動的)でもよい③自分から動かなければならない
/能動的③
結果楽しい
/旅を実感させるようなことが起きる③
退屈
/つまらない
/有意義なものにならない
/充実しない
/旅を実感できない③

 (2)挿入文に「伝統的な」とあるので、これにつながる内容。また「違い」とあるので、アジアとヨーロッパで古くから異なるものを探すことになります。アジアとヨーロッパの対比は問八の内容と連関しているので、P5L6~18の意味段落から探します。解答の「文化」は複数回出ているのでキーワードにもなっていますね。

問三 問二(1)と関連。線部③の直後が具体的な説明になっているので、これを抽象化した内容になっている選択肢を選びます。消去法でも可。

問四 線部延長すると「ここ、[ ④ ]と思って歩きながらも、私は戸惑っていた。」となります。④と思う理由は直前の形式段落(P4L1~6)で具体的に説明されています。「陽気」「安全」「洒落た」は本文にありますが、説明の一部であり不十分。ゆえに抽象化された「いい町だなあ」を選ぶことになります。

問五 指示語「それ」の内容をつかみましょう。直前にモロッコ(∈アジア)の内容がありますが引っかからないように。指示内容はL9「だれも話しかけてこないし、だれも誘ってこない」。ゆえにL10「予定は何にも邪魔されることなく敢行できる」こと。これがアジアとは違うのだと気づいたということ。選択肢は抽象化されていますね。

問六 線部⑥の直前「旅といえばヨーロッパを目指すようになった」とあるので筆者は「未知の世界、未知の場所」であるヨーロッパに対してプラス評価をしている。マイナスの気持ち「不安」となっているエは不適。「誇らしさ」、「満足感」もここではずれます。期待する気持ちが良いでしょう。

問七 X,Yを含む二形式段落を読んで、対比されているものを拾いましょう。
X=水 ∵P5L16~「アジアは~が流れるように~過去を捨て未来を受け入れる」
Y=石 ∵P5L15 「ヨーロッパの、何百年もそのままの姿で在り続ける畳や建築物」
水、石ともに複数回登場しているキーワードなので易問だと思います。

 もう少しすると有名中学入試問題集の発売でしょうか。例年ですと夏期講習中の課題となっていましたが、今年はどうなるのでしょう?学校のある日は授業の復習すら出来る時間がないように思います。お盆休み期間中にでもやるんだろうか…時間的、体力的に厳しい夏になりそうですね。もう暑いし…

国語A
シェアする
Ritaroをフォローする
娘がSAPIXに通い出したので、プロ家庭教師のお父さんが国語の勉強法を考えるブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました