WS-18 大問一

 小学校が夏休みを短縮するということで、学校+塾という生活が確定したためか、夏休み直前での家庭教師依頼が増加する今日このごろです。サピックス5年生の夏期講習はもう始まるそうで、大変だなあと思う次第です。

 相変わらず遅れを取り戻せていませんが、ぼちぼち更新していこうと思います。仕事のスケジュール的に夏期講習分は無理かなあといった感じです。一部だけ載せようかとも思ってみたり。とりあえず未定のまま夏期講習に臨むことに…

 池上彰「おとなの教養」からの出題です。池上彰は巣鴨、明大明治、栄東、洗足、共立などで出題されていますが、この文章はどこで出たんだろう?

問一 文整序ですね。キーワード「塩分濃度」が(ロ)と共通するので、(イ)と(ロ)はペア。また接続語<つまり>があることから、まとめなので(ロ)→(イ)の順。
 指示語「この水分」から、ここより前に指示内容があります。(二)にも「水分」があり、これを受けるので(二)→(ロ)の順。
 「体の中」がキーワード。(二)に「体内」という似た意味の言葉があるので、(ハ)と(二)はペア。
 (ロ)と同様。「水分」がキーワード。
 ∴(イ)と(ロ)、(ハ)と(二)、(二)と(ロ)がペア。
 L2「最古の生命」が(ハ)の「太古の生命」と類似。よって最初が(ハ)。
 (ハ)「私たちの体の中」と(二)「人間の体内」が類似。よって(ハ)→(二)。
 (二)「水分」を(ロ)「この水分」で受けています。よって(二)→(ロ)。
 (ロ)「塩分濃度」が(イ)で共通し、(イ)は要約・まとめの接続後<つまり>始まるので最後。よって(ロ)→(イ)。 L10にも「塩分濃度」がありきちんと繋がります。

問二 多種多様: 種類が多く、さまざまであること。「単純なしくみしか持っていなかった生命」と「多種多様な種」が対比。

問三 似た内容を探します。
【1】線部延長すると「『進化=【1】』ではないということです。」となります。「進化」がキーワード。【1】を含む一文とL28「進化とは決して劣ったものが優れたものへと進歩することではないのです。」が似た内容なのでここから抜き出します。

【2】線部延長すると「突然変異を繰り返しているものの内、その時々の環境に一番【2】できる生き物だけが生き残ってきた。」となります。「突然変異」、「環境」がキーワード。L37「突然変異があり、様々な生物が登場する。その中で天敵から逃れ、環境に適応できた種だけが生き延びていくことになります。」が似た内容。「生き残る」と「生き延びる」は類義。

問四 語句挿入。
A 直前の「進んでいるというイメージ」から「『優れている』という価値判断」につながる。

B 直前の「人類は進化の頂点」との対比で「他の動物」を見るのだから「人間より劣ったものだという価値判断」になる。

C 問三と連関。直前の一文の文頭が「でも」で逆接。ゆえにBを含む段落とは内容が逆になる。

D Cとの対比。

問五 熟語の組み立て。
変化:「変わる」と「化ける」なので似た意味。ゆえに「移動」と同じ。
登場:「場に登る」なので下から上。ゆえに「乗車」と同じ。
氷河:「氷の河」なので上から下にかかる。ゆえに「顔色」と同じ。

問六 脱文挿入。脱文が「逆に」で始まっているので、この直前には「環境の変化に対応する」ことが出来たものについて書かれているはずで、内容的にプラス。また脱文の「消えていきました」の対比で「生き延びることができた。」に気づけばロを選べます。

問七 説明抜き出し。「環境」をキーワードに「変化する環境」の内容をつかむと直前の「大きく変わった環境」が見つかるので、その文頭の指示語「そのとき」の内容を把握します。また設問文で「最も具体的」とされているので、具体的に述べられた部分を探します。L39からの説明が接続後<たとえば>で始まっていることに気づけば瞬殺。

問八 線部延長すると「奇跡の積み重ねによって、私達が存在しているのです。」となります。「奇跡」と「存在」がキーワード。「私たち」のどういった点が「奇跡の存在」なのかを読み取りましょう。L48に「そう考えると、私たちが今のような姿で存在していることがとても不思議なことに思えてきます。」とあり、指示語「そう」の内容はL46「私たちの祖先とは~」。すなわち私たちのような突然変異した生き物が、環境に適応して生き残っているということが奇跡だと述べているということ。

問九 理由記述。「大気汚染」、「保護色」が指定語句。線部④が問題提起になっており、L59から答えが示されているのでここをまとめます。指示語「これ」の指す内容は直前の「この二つのタイプの蛾のうち、ロンドンでは真っ黒なタイプの蛾が大変増えていきました。」であることを確認。指定語句をキーワードに読み進めます。「真っ黒なタイプの蛾が大変増えていきました」と同意の表現がL66「ロンドンでは、真っ黒な蛾の方が増えていった」。ここが結論なので、その前に理由は書いてあるはず。
<背景>
 L61「ロンドンは大気汚染が進んで木が黒くなって」いた③
<理由>
 L65「黒が保護色」となった③
<結果>
 L64「野鳥など(→天敵)に食べられなくて」すむ(襲われない/見つかりにくい)④
 ※「野鳥など」は説明不足につき②。「天敵」に抽象化。

問十 問三2と関連。「など」がついているので抽象化。蛾を食べてしまう存在は、蛾にとっては天敵。

問十一 環境(2)×蛾(3)で6パターン。L70~72の結論で判断可能。またはL76を根拠にロ。その対比で二。

 今週は土特はなくて復習テストですね。娘は国語のリベンジを誓っていますが、まあ、毎回誓ってはいるんですよ…

土特
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娘がSAPIXに通い出したので、プロ家庭教師のお父さんが国語の勉強法を考えるブログ

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