WS-03 大問二

大田堯「生命のきずな」からの出題です。白百合で出題されたことがあります。
ポイントは、たとえ話の意味を読み取ることでしょうか。


生命のきずな


生命のきずな [ 大田堯 ]

結論を言えば、「結論よりも過程が大事」ということです。問題としては問七で問われていました。ここに早めに気づければ、そこからズレないように解答できます。文章の始めの方に出てくる「回り道」が「過程」の喩えになっています。
 こちらも知識問題の比率が高めですね。問二の外来語は熟語などとは異なり字面から意味を推定することが出来ません。文脈からの推定は可能ですが、知っているものが多い方が有利なので積極的に覚えましょう。
 では気になった問題をいくつかピックアップします。こちらもメインは記述でしょう。

問四 「回り道」をキーワードにして読むとL16「チンパンジーだったら~いっそう手のこんだ選択、回り道を選び出すかもしれませんね。」が見つかります。また犬であれチンパンジーであれ、「餌を得ようとする」のは具体例に過ぎないので抽象化を行う必要があります。
 「回り道」の意味は「手のこんだ選択をすること」③
 「餌を得るため」を抽象化すると「目的を達するため/目的を果たすため」③
以上2要素の記述問題です。後者の要素は「回り道をする目的」と考えても良いと思います。ご要望がありましたので今回から推定配点を載せてありますが、私の独断と偏見によるものなので参考程度に(笑)

問六 線部⑤は「何も答えてくれません」で、その理由を“私”がL46「はじめに聞いたとき、なぜ答えてくれなかったの」と聞き返していることに着目。それに対して鍛冶屋の主人はL48「だんな、歩きようによりますぜ」と応えており、これを言い換えて説明しているのがL50の「つまり、とりあえず旅人“私”をしばらく歩かせておいて、このテンポなら二時間と考えて、答えたというわけです。」になるので、ここを参照して書けば良いでしょう。
 原因となる「分からない」ものが「旅人の歩きよう/速度/ペース/テンポ」④
 結果として「分からない」ものが「どれくらい時間がかかるか/到着までにかかる時間」④
なのでこちらも2要素の記述ですね。

問十のような本文全体にかかるタイプの問題は消去法を上手く使いましょう。自分が正解だと思う選択肢のみ根拠を探すくらいで良いと思います。

土特
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娘がSAPIXに通い出したので、プロ家庭教師のお父さんが国語の勉強法を考えるブログ

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